福島県二本松市のパワースポット 安達ヶ原(あだちがはら)

安達ヶ原は福島県二本松市にある地である。黒塚という鬼婆の墓、及びその鬼婆の伝説がある。
安達ヶ原(阿武隈川東岸の称。安達太良山東麓とも)に棲み、人を喰らっていたという「安達ヶ原の鬼婆(あだちがはらのおにばば)」として伝えられている。黒塚の名は正確にはこの鬼婆を葬った塚の名を指すが、現在では鬼婆自身をも指すようになっている。能の『黒塚』も、長唄・歌舞伎舞踊の『安達ヶ原』、歌舞伎・浄瑠璃の『奥州安達原』もこの黒塚の鬼婆伝説に基く。

111225-033

鬼婆(おにばば)伝説のある地。この地に住みついていた鬼婆は、街道をゆく人を自分の家に泊め、寝静まったら包丁で切り刻んで食べていた。鬼婆は東光坊という旅の行者に退治された。
東光坊が鬼婆の死骸を埋めたという「黒塚(くろづか)」がある。
東光坊が建てた真弓山観世寺という寺がある。東光坊はここで鬼婆の亡魂を供養したという。境内に鬼婆が住んでいたという岩屋がある。宝物館には鬼婆伝説の絵図や、鬼婆が使っていたという茶碗や壺や出刃包丁などが展示されている。
安達ヶ原は古代東国の民の蝦夷の聖地だったのではないか。観世寺にある巨大な岩屋は鬼婆の家ではなく、古代宗教儀式の行われた岩座(いわくら)。宝物館にある出刃包丁は蕨手刀(わらびてとう)であり、蕨手刀とは古代東国の民・蝦夷の首長が持っていたもの。蝦夷の女首長が大和朝廷と血みどろの戦いを繰り広げた古代の記憶が鬼婆伝説に姿を変えたのではないか。

福島県二本松市安達ヶ原公園

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする